人には本来的に備わっている自然治癒力というものがあるという話をしてきました。
つまり本当は薬を飲んだり、手術をしたりなどの人為的な治療はさして重要ではないはずなのです。
確かに細菌やウイルスなどは人類の発展とともに成長してきているといわれているので、そのようなものに感染した場合には、それらをやっつける薬やワクチンも必要になってくるでしょう。
でもそれは必要最小限でいいのです。大切なのは自分自身の持つ、治そうとする力を高めることです。そのためには自分の体について、必要最低限のことは知っておくことです。
病気になったらお医者様に任せておけば、なんとかなるという時代は終わったのではないでしょうか?逆にあまりにもいうことを聞きすぎて余計に悪くなったという話も以外にあるものです。
まず薬ですが、ちょっとした病気で出された薬を短期的に飲んでいる分には通常大した問題はないと思います。でも、慢性的な病気で長期にわたって薬を服用している場合は特に注意が必要です。
一口に薬といっても様々ですが、基本的に身体にとっては“異物”であることは間違いありません。異物ということは、できるだけ身体の中から速やかに排除したい物質であるということになります。
つまりできるだけ早く分解・解毒して、体外へ排出しようとします。ということは肝臓(解毒)や腎臓(ろ過)は、からだに入ってくる薬が多ければ多いほど、強ければ強いほど酷使されることになるのです。
特に肝臓は体内に入ってきたあらゆる物質の分解や合成を行う器官ですが、薬の分解は特別に「薬物代謝」という働きがなされます。これは通常の栄養分やお酒の分解とは異なる処理で、大量の“活性酸素”を発生させることにもなり、それによってダメージを受け続けると肝機能障害のリスクが高くなります。
基本的な医師側の考えとして、「当該治療個所が改善すれば、ほかの器官が少しくらい犠牲になってもやむを得ない」というのがあります。
だから、抗がん剤を使ってがんが小さくなるのだったら、気分が悪くなったり髪の毛が抜けたり、体重が減るくらいは我慢のうちだ。
などということを平然と言ってのけることもできてしまうのです。もちろんこんなお医者さんばかりじゃないですけどね。
ただ、私がここでいいたいのは「患者自身が自立する」ということの重要性です。
すべて医師側のいいなりではなく、「何かおかしい」と感じたら必ず質問できるよう、ある程度の知識は仕入れておくべきだと思っています。
これは夫の病気のおかげ(?)でとても勉強させられました。
もちろん一番いいのは患者(病気になるという意味)にならぬよう、日常的にケアをしっかりやっていくことですけどね。